2009年03月13日

DIMM

今回はメモリの続きで、DIMM(ディム)についてです。

DIMM(Dual Inline Memory Module)とは、
メモリの規格であり、多くのPCで使われています。

DIMMの特徴としては前回出てきたDRAMが複数ついているもので、
それぞれのDRAMの両面で異なった信号を出しているものです。

DIMMに対してSIMM(Single Inline Memory Module)というものがあり、
これは、両面から同じ信号を出しています。

DIMといっても現在はSDRAMと呼ばれるものがすべてDIMの規格となっているようです。
さらにSDRAMはDDRSDRAMというさらに高速のものがあります。

DDRなどは、実際にパーツなどを買う際に考慮するものだと思います。
DDRもどんどん進化してDDR2、DDR3と、何倍にもスピードが上がっています。

スピードが速くなっても、他の機器がそれに対応した機器かどうかは別です。

メモリをお買い求めの際には、
マザーボードや、CPUとの規格があっているのかよく確認しましょう。  


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2009年03月12日

メモリ ROM RAM

メモリは大きく分けて2種類があります。

RAMとROMです。

RAMは読み書きが自由にできるメモリです。
しかし電源供給がなくなると情報を記憶していられない
という特徴を持っています。

対してROMは書き込みが簡単にはできない特徴を持っています。
読み込み専門と言っていいと思います。

それぞれはさらに細かく分けることができます。

RAMには2種類、スタティックと、ダイナミックがあります。
スタティックは電源供給をしている限り、情報を記憶してられます。
スタティックはダイナミックよりも高速なアクセスが可能となります。

ダイナミックは時間の経過とともに、情報が消えてしまいます。
スタティックよりも、狭い所に行為密度に設計することができます。

このダイナミックとスタティックの特徴を生かして、
CPUに近い情報はスタティックが取扱い、CPUの対する応答を素早く行えるようにしています。
これがキャッシュメモリと呼ばれるものです。

サーバにもキャッシュがありましたが、速度を上げるために、
いろいろと工夫されているようです。

続きはまた今度  


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2009年03月11日

メモリ

今回はメモリについてです。
メモリは主記憶装置というもので、プロブラムなどをハードディスクからひっぱりだしてきて、
すぐにCPUに渡せるように、いつもスタンバイしています。

直接ハードディスクからCPUにアクセスするよりも、高速で処理が行えます。
「メモリ増設」などというのを聞いたことがあるかもしれませんが、
メモリの量を多くすると、処理が速くなることがあります。

単純に大容量のメモリを買ってきて取り付けても、PCによって相性が悪かったり、
OSの対応であったりで、考慮しなくてはならない部分もあります。
もちろんCPUの性能が低すぎたりしても、期待する効果は得づらいでしょう。
その部分はお店の人がよく知っているはずです。

大体現在は1Gで、2,000~3,000円で売っています。
PCにとりつけるスロット部分が余っている場合が多いので、
増設をためしてみてはいかがでしょうか。  


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2009年03月10日

CPU クロック周波数

今回もCPUについてです。

前回、CPUについて色々とでてきましたが、
その中で出てきた、クロック周波数についてです。

クロック周波数というのは、コンピュータが発する信号の一秒間あたりの発振回数です。
発せられる信号は、コンピュータが同期をとるためのものです。
そのためこの同期が速ければ、遅いものよりも処理が速いPCと言えます。

ひとつの信号を1クロックといいます。
この1クロックあたりでの処理できる量は、使っている機種によって違います。
そのため前回言ったように、単純にクロック周波数が大きいものが、
高い性能を示すとは言えないのです。

PCに使われているCPUにはintel、AMDの2社が多く使われています。
アメリカではAMD社製が、日本ではintel社製が特に多く使われているようです。

  


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2009年03月09日

CPU

今回はCPUについてです。

CPUは、Central Processing Unit:中央処理装置というものであり、
PCはもちろん、ゲーム機やテレビなど、色々な機器に使われております。
マッチ箱程度の大きさのものがほとんどです。

CPUは、コンピュータでの計算を行う部分で、もっとも大切な部品のひとつです。

PCを見ると、Pentium4 とか、Celeron、Core2Duo、Athlonと書いてあるシールが、
張ってあると思います。
シールに書いてあるものが、そのPCに使われているCPUの種類を表します。

基本的に、同じ種類のCPUの中では、クロック周波数というものが大きい程、
計算能力があるとされます。

しかし、違う種類では、クロック周波数の大小だけで、
計算能力を知ることはできないようです。  


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2009年03月06日

http とは

よくホームページのURLで、

 http://www.・・・

といったものが見られますが、今回は、「http(hypertext transfer protocol)」についてです。

InternetExplorerやMozillaFirefoxなどのブラウザと、サーバとが、
情報のやりとりをする際の、定められたルールのひとつがhttpというものです。

その情報というのは、htmlやxmlで書かれたものや、
そこに含まれる画像や、音声などです。

80番のポート番号を使用します。

ブラウザを持つクライアントから「リクエストメッセージ」を送り、
サーバに対して、してもらいたいことをリクエストします。
リクエストとは、「指定したURLの内容をくれ」みたいなことです。

そのリクエストに対しての答えがレスポンスメッセージと呼ばれるものです。

これらリクエストと、レスポンスがhttpの大きな役割で、
私たちはこれによりインターネットできていますし、
このブログも見れるわけですね。  


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2009年02月26日

無線LANのセキュリティ

今回は前回に引き続き無線LANについてです。

無線LANはセキュリティがあまいと言われています。
確かにセキュリティを設定していない無線LANでは、
直接ではないにしろ、機器や、ソフトを使えば、
大声でしゃっべっているようなもので
情報をばらまいていると言えます。

そのようなセキュリティでは、機密情報など扱えません。

そのため、無線LANでは暗号化がオプションとしてあります。

暗号化のひとつに「WEP暗号」があります。
WEPは送信するデータを暗号化するものです。
しかし、構造上に問題があり、あまり大きな効果は得られません。
もちろんやらないよりは、ずっといいようです。

WEP暗号の問題から新たに「WPA暗号」が開発されました。
このWPAは認証を、直接アクセスする場所とは別に作り、
その認証を受けて、暗号化が行われます。
TKIPという、暗号化キーを自動で変化させる機能もWPAは持ち合わせています。
このWPAには大きな問題がなく、優秀な暗号化でしたが、
最近、この暗号化が破られるという発表がありました。

さらに進化したWPA2という暗号化についてはまだ破られていないそうです。

しかし、情報を広範囲に送る無線LANでの機密情報のやり取りは、
当分やらないのが方がいいようです。  


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2009年02月25日

無線LAN

今回は無線LANについてです。
通信ケーブルの煩わしさから解放されるために、
多くの機器でワイヤレスが開発されています。

インターネットなどをするために使う無線LANもそのひとつです。
無線LANは最近多くの家庭や、施設で使われております。
配線の面倒も減り、見栄えなどもすっきりとしたものになります。

無線LANは、ツイストペアケーブルなどを使わずにインターネットなどができるので、
ケーブルの煩わしさがありません。

しかし、LANにスピードが求められるときは、有線の方に分があります。
少しでもスピードを上げたいならケーブルを使いましょう。

スピードなど気にせずのんびりと縁側で日向ぼっこしながらインターネットを楽しみたい

そんな人はセキュリティに要注意です。
無線LANは情報を電波に乗せるということから、セキュリティの点では、
有線のときにない問題があります。

無線LANの電波の届く範囲は広く、重要な情報が盗み見られます。

重要な情報がない人でも、他のサーバへの攻撃材料にされてしまうこともあります。

次回は無線LANについての細かい部分のまとめです。  


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2009年02月24日

ハードディスク -別れ

今回はハードディスクの処分についてです。

使わなくなったハードディスクなどを簡単に捨てたりしてはいけません。
実際にハードディスクに書き込まれた情報は、
一度消したと思っても特殊なソフトなどを使えば、
ある程度はデータを復元できてしまうこともあるようです。

有名なドラマでも海に捨てたハードディスクから、
情報を復元されてしまうということがありました。
実際にそのようなことは可能なようです。

ハードディスクの処分には以下のような方法があるようです。

 1.3回以上の上書きをする
 2.ガラス性のハードディスクなら粉々にする
 3.金属性なら傷をまんべんなく付けるか、金バサミ

1の上書きは無料のソフトなどがあるようです。
1回の上書きでは、上書きされた情報の隙間から、
元の情報が取り出される可能性があります。

2と3は分解しなくてはいけませんが、どうせやるならとことんまで壊しましょう。
ただ、くれぐれも怪我をしないように気を付けてください。

これらを駆使して、ハードディスクをきれいにしてしまいましょう。
きれいになったら、あとは地域に合ったゴミの出し方に従いましょう。  


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2009年02月23日

ハードディスク -ATA

前回に引き続き、
今回もハードディスクについての説明を行います。

ハードディスクの接続についてです。
内臓型ハードディスクの接続にはいくつかの種類があります。
大きくわけ、二つあり紹介します。

 IDE
 Serial ATA

の二種類です。
IDEとはパラレルATAとも呼ばれています。
この二つの違いは、ハードディスクを見ればすぐにわかります。
serial ATAの方が、明らかにコネクタの接続部分が小さいです。
serial ATAの方が、後に出てきたものです。

パラレルATAは大きいので情報を並行して、
「ドカッ」と送ることができます。
しかし、同時に送るのは、タイミングなどの問題により、難しく、
結局は、ひとつひとつ送る、シリアルATAの方が、
早い転送速度となっているようです。

また、パラレルATAの方は、ケーブルの幅も広いため、
熱の移動を妨げてしまうという問題を持っています。
シリアルATAのほうは、ケーブルが細いため、
サーバ内の空気の移動がし易く、熱がこもりにくくなっています。

ハードディスクをお選びの際には必ず注意して選びましょう。  


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2009年02月20日

ハードディスク

今回は、
今や多くの家電機器に搭載されているハードディスクについてです。

ハードディスクは情報を記録するもののひとつです。
パソコンなどに組み込まれています。

情報化社会の現在、ハードディスク単体で買い求める人もたくさんいます。
色々な種類で分けられますがまずは2種類

 ・ 内臓ハードディスク
 ・ 外付けハードディスク

内臓ハードディスクは、デスクトップパソコンなどに入れられます。
サーバなどにもよく使われています。
基本的に、OSなどを入れて使用します。

外付けハードディスクは、ノートパソコンのハードディスクの容量がなくなって、
もっとデータを保存したいときなどに多く使用されます。
基本的にOSなどを入れる作業はなく、簡単に使用できます。
内臓ハードディスクよりもかさばりますが、
持ち運び時に壊れないように外見は丈夫に作ってあります。

でもハードディスクは繊細なもので、ちょっとしたした衝撃での、
ちょっとしたキズで損害がでてしまいます。
扱いには十分注意しましょう。

簡単なハードディスクの説明でした。
次回はもう少しだけマニアック部分をまとめて説明いたします。  


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2009年02月19日

POP3とSMTP

前回はメールサーバについてでしたので、
そのメールサーバと関連のあるものについてです。

POP3(Post Office Protocol 3)についてです。
POP3とは、メールを受信するためのプロトコルです。
受信と言っても、メールの保存してあるメールサーバからメールを受信するためのものです。
このPOP3は、パスワードのやりとりが、
暗号化されずにネットワーク上を流れてしまうという問題があります。
アプリケーションのポート番号は、泣く子も黙る110番を使用します。

これに対して、メールをメールサーバに送信するプロトコルとして、
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)があります。
このSMTPのポート番号は、25番を使用します。

このPOP3と、SMTPの二つのプロトコルは、セットで覚えてしまいましょう。
セットと言うと、どっちが送信で、どっちが受信かをゴッチャになってしまうので、
POPとSMTPが何の省略なのかを覚えてイメージできると、
覚えやすいかもしれません。  


Posted by やな at 16:50Comments(0)ネットワーク

2009年02月17日

メールサーバ

いろいろと今まで、サーバについてまとめてきましたが、
今回は、メールサーバについてです。

メールサーバとはメールを中継したり、保存しておいてくれるものです。
参考書によっては、郵便局のようなものと表現しています。
メールサーバの役割について、メールの送られる様子から見ていきたいと思います。

私達がメールを送る際にはまず、

 Outlook Express

などのメーラーと呼ばれるソフトを開き、
宛先、題名、内容などを書き送信します。
そのメーラーからの送信は、自分のメールサーバに送られます。

自分のメールサーバというのは、
会社であったら会社のメールサーバ、
自宅などであれば、契約しているプロバイダのメールサーバなどです。

そのメールサーバは、宛先をDNSサーバを利用して見つけ出します。
そして宛先相手が契約しているメールサーバに、メールを送ります。

相手のメールサーバに送られたメールは、勝手にはメールを相手まで送ってくれません。
相手が、メーラーなどからサーバに対してメールの転送(受信)をお願いして、
やっと相手に届けられます。

大きなメールの流れは以上でした。
細かい部分の説明はまた今度。  


Posted by やな at 16:43Comments(0)ネットワーク

2009年02月13日

キャッシュ

今回は前回も出てきた「キャッシュ」についてです。

キャッシュ(cache)とはネットワークの分野で色々なところで使われています。

キャッシュカードなどのキャッシュ(現金:cach)とは別です。

キャッシュは、何度も使う機能を、手の届く近くのところに置いておき、
素早く行動できるようにするような機能を持つものです。

近くに置くというのは、ハードディスクと、メモリで考えると、
ハードディスクよりも、メモリの方が計算速度が速いので、近いと言え、
つまりは頻繁に使う情報をハードディスクからメモリに移して、利用することです。

さらにメモリよりも速度の速いCPUの方が近いと言えます。

速度が速いので、読み出すのに時間が短縮されるというメリットがあります。

インターネットなどの世界でもキャッシュがあり、
毎回、ページを表示する度にWeb情報をサーバ取りに行かなくても、
あらかじめ情報を近場のサーバに取っておき、
その情報が必要なときに、取り出して利用することで、素早く情報を得ることができます。

他にもキャッシュはあらゆるところにあり、
情報のやりとりをスピーディで、快適なものにしています。

以上キャッシュについてのまとめでした。  


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2009年02月12日

プロキシサーバ

今回はプロキシサーバを紹介します。

このプロキシサーバは、
内部のネットワークと外部のネットワークとを取り持つものです。

会社で考えると、社内から外へのアクセス時に、
一度プロキシサーバを通って外のインターネットにつながります。

反対に外のインターネットから、社内にアクセスする際にも、
やはり一度プロキシサーバを経由して社内のクライアントにつながります。

経由と言っても、プロキシサーバは代理という意味があり、
内部と外部はそれぞれその代理に対して通信を行っていると考えるといいと思います。

この代理にする目的は、
プロキシサーバが外部からのアクセスを遮断したり、
許可したりしてセキュリティを高めるためです。

またプロキシサーバにはキャッシュ機能があります。
キャッシュは、一度通信した部分の情報を記憶する機能です。
そのキャッシュ機能により、一度通信したところに、素早くつないだり、
回線のトラフィックを軽減する役割を持っています。

詳しいことはまた今度。  


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2009年02月10日

ドメイン

今回はDNSサーバの続きで、ドメインについてです。

DNSサーバは、IPアドレスと人に分かり易い名前のドメインとを変換するものでした。

このドメインの構造についてですが、ナガブロさんのドメインを例にあげて解説します。

 www.naganoblog.jp

この中で、「jp」というのがありますが、これは日本を意味するもので、
トップレベルドメインと呼ばれるもののひとつです。
トップレベルドメインから国を識別したり、特定の組織を識別することができます。

右から二番目にはセカンドレベルドメインというものが来ます。
本来このドメインは一般企業を示す「co」
や、大学であったら「ac」であったりしましたが、
現在はナガブロさんのように、セカンドレベルドメインから、
固有の名前がはいることも多々あります。

次に続くドメインがさらに細かな部分(会社名や、大学名)を示しています。

よく最初の方にみられる「www」などは末端のホスト名を意味しています。
Webサーバのホスト名には「www」がよく使われています。
もちろん他の名前を付けたければホスト名を変えることもできます。

ドメインには他に同じものがあってはなりません。
そのため、ドメイン名を管理する団体があり、日本での管理は、

 株式会社日本レジストリサービス

が行っています。  


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2009年02月09日

DNSサーバ

今回のネットワーク学習は、DNSサーバについてです。

DNSとは
 Domain
 Name
 System
の頭文字をとったものです。
ドメイン(Domain)とは、国や、団体を示していて、
たとえば、「.jp」がついていたら、日本を示していて、
「.com」がついていたら会社という団体を示しています。

これらドメインは、WEBページがどこのホストにあるのかを表しています。
つまりはURLの中に入っています。
たとえばナガブロさんを例にとってみると
URLがhttp://www.naganoblog.jp/
で、ドメインはwww.naganoblog.jpとなっています。

このドメインがホストの場所を示すものなわけですが、
IPだってホストの場所を示すものでした。

実は、URLにドメインの代わりに、IPアドレスを打ってもいいんです!!

 「じゃあなんでドメインってものが存在するの?」

と思うかもしれませんが、答えは、使いやすさを求めたからです。
IPアドレスは数字の羅列で、人にとって覚えにくいものです。
アルファベットなど、文字にすることで大変分かり易くなっています。

そこで、生まれたのがDNSです。
DNSはドメインと、IPとを対応させ変換するものです。
このDNSの動きについてはまた今度。  


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2009年02月06日

ダイアメータ

引き続きスパニングツリーについて進めていきます。
今回はダイアメータについてです。

ダイアメータとは、ネットワーク内のスイッチの最長経路のことです。
ネットワーク内にはスイッチがたくさんあります。

ある場所からある場所へデータが行くのに、多くのスイッチを通ります。
そのネットワーク内で、一番多くスイッチを通った場合、いくつになるのか?
この個数がダイアメータです。

※同じスイッチに二度入るようなループはダメです。

言い換えるとネットワークの端からもう一端までを、
一筆書きしたときに通るスイッチの数の中で、
もっとも長くなる値が、ダイアメータとなります。

これが、ネットワークの直径となります。
IEEEではこの直径が7以下になることを進めているようです。

この値の大きさが、他のタイマを決める際の大きな目安となるようです。
タイマの値を小さく変えれば、コンバージェンス時間の短縮にもなりますが、
データのループの危険も増します。

どうやら経験をつんだ方がいじるところみたいです。

以上がダイアメータについてでした。  


Posted by やな at 17:54Comments(0)ネットワーク

2009年02月05日

コンバージェンス時間

前回までスパニングツリーについての学習を進めてきました。
今回は、スパニングツリーの
「コンバージェンス時間」についてです。

コンバージェンス時間は、ルーティングプロトコルの部分でも出てきました。
コンバージェンス時間とは、簡単に言ってしまえば、
ネットワークに変化が起きてから、データ通信の準備が完了するまでの時間でした。
これは、スパニングツリープロトコルでも同じです。

ループしないように、スパニングツリーが完成するまでが、
コンバージェンス時間となります。

このコンバージェンス時間ですが、スパニングツリーでは、
設定によって、大まかな時間が設定をすることができます。
なぜなら、このコンバージェンス時間は、

 ・ 最大エージタイマ(標準20秒)
 ・ 転送遅延タイマ(標準15秒)

が関係してくるからです。
前に学習した「ポートの状態変化」をイメージしてもらえれば、
コンバージェンス時間がイメージし易いと思います。

ポートが
 ブロック→リスニング→ラーニング→フォワーディングと変化していく中で、

 最大エージタイマ20秒
 + 転送遅延タイマ15秒
 + 転送遅延タイマ15秒
  =50秒
と間に時間がありました。

この50秒の時間がコンバージェンス時間となります。
最大エージタイマと転送遅延タイマの値によっては、
この50秒というコンバージェンス時間が変化してくるのですが、

各タイマの値には「ダイヤメータ」というものが関係しています。
これらまた次回に・・・。  


Posted by やな at 17:38Comments(0)ネットワーク

2009年02月04日

BPDUについて②

今回もスパニングツリーのBPDUについてです。

BPDUには
 ① ブリッジID
 ② ルートID
 ③ パスコスト
 ④ ポートID
 ⑤ タイマ
が主にあり、前回は②まで進めました。
③のパスコストとは、ルートブリッジまでの距離のことです。
スパニングツリーでのコストは前にも出てきました。

ルートポート、代表ポートの選定に、コストが使われています。
コストは、帯域幅の大きさが関係しています。
帯域幅が大きいもの程、コストが小さくなります。

④のポートIDはポートプライオリティとポート番号の情報がつながったものです。
このポートプライオリティとポート番号もルートポート、代表ポートを決める際に出てきました。
ポートプライオリティの値は、標準ではみんな同じ値を持っています。

⑤のタイマには、いくつかの種類があります。
 1.最大エージタイマ(標準20秒)
 2.転送遅延タイマ(標準15秒)
 3.ハロータイマ(標準2秒)
これら3つがあります。
1と2は前に出てきました。
3のハロータイマの間隔で、スイッチはBPDUを送信し、周りの状況を把握しています。

次回はこのタイマに関するまとめです。  


Posted by やな at 15:16Comments(0)ネットワーク