2009年02月04日

BPDUについて②

今回もスパニングツリーのBPDUについてです。

BPDUには
 ① ブリッジID
 ② ルートID
 ③ パスコスト
 ④ ポートID
 ⑤ タイマ
が主にあり、前回は②まで進めました。
③のパスコストとは、ルートブリッジまでの距離のことです。
スパニングツリーでのコストは前にも出てきました。

ルートポート、代表ポートの選定に、コストが使われています。
コストは、帯域幅の大きさが関係しています。
帯域幅が大きいもの程、コストが小さくなります。

④のポートIDはポートプライオリティとポート番号の情報がつながったものです。
このポートプライオリティとポート番号もルートポート、代表ポートを決める際に出てきました。
ポートプライオリティの値は、標準ではみんな同じ値を持っています。

⑤のタイマには、いくつかの種類があります。
 1.最大エージタイマ(標準20秒)
 2.転送遅延タイマ(標準15秒)
 3.ハロータイマ(標準2秒)
これら3つがあります。
1と2は前に出てきました。
3のハロータイマの間隔で、スイッチはBPDUを送信し、周りの状況を把握しています。

次回はこのタイマに関するまとめです。  


Posted by やな at 15:16Comments(0)ネットワーク