2009年02月26日

無線LANのセキュリティ

今回は前回に引き続き無線LANについてです。

無線LANはセキュリティがあまいと言われています。
確かにセキュリティを設定していない無線LANでは、
直接ではないにしろ、機器や、ソフトを使えば、
大声でしゃっべっているようなもので
情報をばらまいていると言えます。

そのようなセキュリティでは、機密情報など扱えません。

そのため、無線LANでは暗号化がオプションとしてあります。

暗号化のひとつに「WEP暗号」があります。
WEPは送信するデータを暗号化するものです。
しかし、構造上に問題があり、あまり大きな効果は得られません。
もちろんやらないよりは、ずっといいようです。

WEP暗号の問題から新たに「WPA暗号」が開発されました。
このWPAは認証を、直接アクセスする場所とは別に作り、
その認証を受けて、暗号化が行われます。
TKIPという、暗号化キーを自動で変化させる機能もWPAは持ち合わせています。
このWPAには大きな問題がなく、優秀な暗号化でしたが、
最近、この暗号化が破られるという発表がありました。

さらに進化したWPA2という暗号化についてはまだ破られていないそうです。

しかし、情報を広範囲に送る無線LANでの機密情報のやり取りは、
当分やらないのが方がいいようです。  


Posted by やな at 16:48Comments(0)ネットワーク